幼稚園・保育園

保育園に預けるための条件って?誰でも預けられるの?

保育園に預けるのに条件ってあるの?

保育園は、誰でも預けられるものではありません。
子どもに保育が必要と思われる条件があり、その条件が満たされ、認められなければいけません。

具体的な理由としては、以下のものが挙げられます。

・就労
・産前または産後
・保護者の病気または障害
・同居親族の介護
・災害の復旧

それぞれ各自治体に申告を行う必要があります。
自治体によって条件が異なる場合がありますので、それぞれの自治体に確認してください。

 

パートでも保育園に預けらることは可能か?

基本的には、「就労」の条件に、正社員、契約社員などの働き方の条件はありません。
しかし、1週間で何日以上、1日何時間以上という、労働時間の最低基準はあります。
短時間勤務のパートの場合は、この労働時間の基準を満たしていないと、保育園に預けることが難しくなります。

 

保育園に入るために優先度はあるの?

保育園の入園には、細かくランク付けがあり、その事由により優先度が加算されたり減点されたりします。
パートでも保育園に入園する条件は満たしていますが、パートよりもフルタイムの正社員の方が、優先度が高くなります。
両親とも外で働いていて、勤務時間が長いほど、保育が必要との判断がされるためです。
そのほかにも優先される事由としては、

・母子家庭または父子家庭
・生活保護世帯
・兄弟姉妹が入園している、または同時申込
・認可外保育施設を利用中
・特別支援の必要な障害児
・祖父母同居より核家族の方が高くなる場合がある

上記事由は優先度が高くなる理由になりますが、減点もあります。
既に認可外保育施設を利用していたり、兄弟姉妹が入園している場合で、保育料の滞納がある場合は、減点の対象になります。

 

保育園に預けやすい時期は?

基本的には、毎月一度は選考が行われているところがほとんどです。
しかしながら、年度途中は退園する人が少ないため、空きが出なく入園することが難しいです。
ですので、やはり3月は卒園する子どもが多いので、4月入園を狙うのがベストでしょう。
4月に入園するためには、その申込は10月中旬頃の受付になっていますので、それに間に合うように、申込書などの必要書類をすべて準備しておく必要があります。

 

保育園に預ける条件について、詳しくは各自治体へ!

保育園の需要が多く、待機児童が問題になっていることは、周知の事実です。
単純に早い者勝ち、ではなく、いろいろな家庭の状況や働き方の状況を見て判断されるため、事前に状況判断をして、少しでも早めに手続きを済ませることをお勧めします。
また、労働時間等の詳しい条件は、各自治体によっても違いますので、お住まいの自治体へご相談されてください。

気になる保育園があれば、直接見学に行ってみるのも良いですね。