保育園登園前に泣くのはなぜ?
子どもが泣き出すタイミングにもパターンがあり、
・家で着替たり、登園準備を嫌がって泣く
・登園し、親が離れるときに泣く
と、2パターンあります。
どちらのパターンも、体調不良などの様子が見られなければ、他に考えられる理由は
・寂しい、甘えたりない
・保育園が嫌い
・眠たい
といった理由が考えられます。
大人だって、眠たい時は仕事にも行きたくないですし、嫌いな職場だったら辞めたいなんて思いますので、子どもが泣いて嫌がるのは当然です。
甘えん坊だったり、人見知りだったり、神経質だったりと、子どもの性格の違いもあります。
また、今まで泣かなかったのに、2~3歳になって突然泣き出す子もいます。
それは、自我が芽生えて自己主張をするようになってくるからです。
保育園での生活に問題が無ければ、これも一つの成長として捉えましょう。
子どもが保育園に行くときに泣くのは悪いこと?
そんなことはありません。
慣れない環境で、大好きなお母さんと離され、不安で泣いてしまうのは、家が大好きな証拠です。
パパとママが大好きで、家が一番落ち着く。良い家庭環境で育った証拠です。
しかしながら、それは寂しいからと泣いているのが理由の場合です。
もし保育園が嫌だ、お友達との関係がうまく築けていない、というのが理由の場合は、今一度、円での様子を確認し、保育園に相談するなどが必要になります。
保育園前で無く子どもとの上手に離れる方法
別れるときに、この世の終わりのような泣き方をされると、かわいそうに感じたり、働くことに後ろめたさを感じたりすると思います。
でも、それを子どもに気づかれないようにしてください。
子どもは分かって無さそうでも、敏感にママの気持ちを察して、ママが不安が伝わってしまいます。
どんなにつらくても、不安でも、かわいそうと思っても、心を鬼にして、普通にいつもと変わらない態度で、「行ってくるね~」とさらっと別れて下さい。
泣き止ませようといろんな言葉をかけたり、あやしたりしても、長引くだけお別れが辛くなります。
また、泣けば構ってくれる、戻ってきてくれる、と思ってしまい、ますます泣き止まなくなります。
泣き止まなくても、後ろ髪をひかれても、短い時間でさっとお別れを済ませ、あとは保育士に任せましょう。
後ろめたいかわいそうな気持ちがあるなら、その場であやすよりも、帰ってからたくさん抱きしめて、褒めてあげてください。
子どもが保育園登園時に泣くのはいつまで続く?
子どもが保育園の生活に慣れるまでは、ある程度の時間がかかります。
また、せっかく慣れてきたときに、お友達におもちゃを取られた、先生に怒られた、など、保育園で嫌なことがあれば、また泣き出してしまうこともあります。
3日で泣かなくなる子もいれば、何か月も毎朝泣き続ける子もいます。
数日で泣かなくなっても、土日や連休をはさんでしまうと、また泣き出してしまったり。
4月に入園する子が多いと思いますが、1か月かけて泣かなくなったと思ったら、ゴールデンウィークをはさんでしまい、また泣き出してしまったり、
幼稚園だと、また1ヶ月ちょっとしたら夏休みが始まります。
個人差はありますが、長い子だと何か月にも渡って泣き続ける子もいます。
慣らし保育で泣き止まない、なんて悩まずに、何か月という長いスパンで親子で頑張る気持ちでいてください。
子どもの声を聴いてあげましょう
子どもが泣くのは母親が悪い、と言われたりするときもあるかもしれません。
泣く子をムリヤリ保育園に連れて行くだけでも胸が痛いのに、そんなことを言われては、余計つらくなりますよね。
まずは、なぜ子どもが泣くのか、何が嫌なのか、探してあげるのが大事です。
そして保育園との信頼関係を築いて、園での様子を聞いたり、任せるところは園に任せて、ママもパパも子どもも、安心して楽しい園生活にしましょう。