子育てしていると、どうしてもイライラして大声で怒鳴ることありませんか?
子供が寝ている姿を見ると自己嫌悪になり後悔してしまう人も多いはずです。
ママがイライラしている時の対処方法についてご紹介します。
子供にイライラして怒鳴るのは子供を支配したい?
子供の事をよく怒っているお母さんは、自分の子供の事を何でもしてしまうという傾向があるようです。このようなお母さんの場合、本当は子供の事を大事にしたいと思っているので、その気持ちが強くなってしまうので手を出してしまったり、干渉も強くなるようです。
お母さんが子供を怒ってしまうということは、それはお母さんが「子供の生活をコントロールしたい」「影響を与えたい」「子供を支配したい」などの思いが起きるからではないでしょうか。
愛情表現のはずが本当は子供を支配していることも
子供を支配したいを思ってしまう、なので日常的に怒ってしまう頻度が増えてしまいます。このような状態のお母さんは自分でそのことに気づきにくいのです。お母さんにとって干渉や支配することは愛情表現だからです。何でもやってあげたり、口出しすることが子供を大切にしていることだと思っているのです。
例を上げると、子供のために教育していく上で良いと思うものはどんどん取り入れたいと思います。習い事を何個もさせたり、服装もオシャレにしてみたり。このような行動は子供が可愛くて仕方がないを言う気持ちから起こります。可愛くて仕方がないので、母親が思っている事を全部してあげたいのです。
子供にイライラして怒鳴ることは絶対にダメ!
怒鳴っても自分が疲れる
怒鳴るとその時はいいかもしれません。でもその後に必ずやって来る自己嫌悪を考えると、すっと続いていく子供との付き合い方にはいい選び方ではありません。毎日毎日神経をすり減らしながら生活するのは嫌ですよね。
短い期間しか結果が出ないという事実を知る
怒鳴るをいうことは冷静になってみると短期的で表面的な結果しか出ません。子供にすごくよく育ってもらうために、あまり必死になるのではなく、長い期間子供の成長を考えて目の前の行為について考えることが大事だと思います。
自分がどうして怒鳴っているのかを客観的に考える
気持ちが落ち着いている時は怒鳴っていないことに気が付きます。冷静に考えるとほとんどが何か別に事が上手くいってなくてイライラしていたということが私は多くありました。頭ではちゃんとした方がいいと思っていても実際は出来ていない、自分の子供が出来ていないと嫌になることにも気が付きました。人は「自分みたいな人間」が嫌いみたいです。とりあえず自分を見つめ直すことは大切なことです。子育てで自分を知って成長していけると思います。
子供にイライラして怒鳴るママはその後の○○も大事!
不安を取り除く
怒鳴られると子供は「自分は嫌われてしまった」と不安に思います。大好きなママに嫌われるということは子供にはとても辛い事です。なのでいち早くこの不安を解消してあげましょう。「ママはあなたが大好き」と言うことを一番最初に言ってあげましょう。このことを言うだけで子供はママの話を安心して聞いてくれます。
怒鳴ったことを謝りましょう
感情をぶつけたり、怒鳴る事はどんな理由があってもいい方法ではありません。「感情をぶつけてしまってごめんね」とちゃんと謝りましょう。そしてお母さん自身が別の方法で伝えられるようにしていくことを話しましょう。
怒鳴ってしまった理由は最後に一言で話す
「お母さんは○○だった」「お母さんはあなたのためにやったのにわかってもらえなくて悲しかった」「すごく疲れていたの」怒鳴ってしまった理由はお母さんにもあるはずです。一番伝えたいことをわかりやすく一言で子供に話しましょう。
子供の行動にイライラする。怒鳴る前にやれること
その場所からいったん離れる
家の中にいる時に子供に腹が立っている場合は、子供の対応を夫に交代しましょう。自分は少しの間部屋の外に出ましょう。これでは夫に責任を押し付けてしまうことになります。ほとんどの場合、揉め事が起きた時にその場に居なかったお父さんは子供を怒鳴りつけたりしないで、お母さんよりも上手に対処できるはずです。その間にお母さんは頭を冷やすことが出来ます。もちろん立場が逆になる時もあります。夫が冷静じゃない時は私が部屋に入り役目を交代して夫が部屋から出られるようにしています。娘にとって親が入れ替わることによって目の前の様子が少し変わるだも効果があるみたいです。
物事を広い視野で考える
広い視野で物事をとらえることによって、イライラした気持ちを発散できることもあります。朝の時間がない時に、娘が着替えもしないで遊んでいるのを見て、イライラした時は自分の子供だった頃を思い出しましょう。自分も遊んでしまったのではないでしょうか?子供はみんな同じで遊びが中心なんです。深呼吸をして行動してくれるように別の方法を考えましょう。
子供にイライラして怒鳴り続けてしまうとこのような影響が!
子供の暴力をふるってはいけないのは誰でもわかっている事ですよね。怒鳴ることも同じで暴力を振るうのと同じくらい子供を精神的に傷つけています。体が大きい親から、大声で怒鳴られる。子供にとってはいつも一緒にいる親に、事あるごとに怒鳴られる。このようなことが続けば子供の心は怖くて怖くて元気がなくなってしまうのは当たり前ですよね。
・いつも怒られるのを怖がり、何でも遠ざけて行動するようになって、自分から積極的に行動しなくなります。
・人の顔色を見て行動するようになって、誰にも本心は言わなくなります。
・他の人と接するのが精神的に嫌になり、最後は引きこもりや病気になってしまう可能性もあります。
子供も大人になった時に、自分よりも弱い人に合うと、怒鳴る、暴力を振るうなどの行動をして自分の思い通りにしようとする傾向もあります。